「ところで、祥汪さん。」


「はい?」


「皇神 瑠耶さんの一日を報告していただけますか?」


「あぁ、遅れて申し訳ありません。皇神 瑠耶様は部活動等委員会、授業などにまったく関心は見えません。」


「そう…ですかー…やっぱりあぁいうタイプの人って何か違うものに没頭しているんでしょうね…わかりました。ご苦労様。」


咲楽はそういうと書類にハンコを押した。


「次はー…ほのちゃん。」


「はい、咲楽様。わたくしが案内させていただいた名倉 優一様は部活動等委員会、授業どれにもご関心があるように思えました。また、優一様は咲楽様が徒歩で学園に来る際はご自分も徒歩で来るとのことですので、連絡をと仰っていました。」


(なんなんだ…?あの人は…)


「わかりました…。ただ、私が徒歩で来ることはそうそうないです。ご苦労様。」


そういい、ハンコを押す。


「では、今日はお疲れ様でした。」