「真琴!?ごはんは!?」 お母さんの声が苛立ちを起こして、気色悪い。 早足で玄関へ向かう。 玄関に行けばあとはこっちのもん。 教科書などが入っている鞄を執事から受け取り前に止めてある車に乗れば…!! 〝パシッ〝 「あっ!?」 腕をつかまれる。 「お嬢様朝ごはんは食べなくてはなりません。一日の源でございます。」 「つ、ばき…」 京雅の専属執事の椿が言う。