もうそろそろここを出ないとマズイな。

 帰る時間が…


「おーい!お前ら帰るぞ!」


「「「はーい」」」



 ーーー車の中。


 すっかり遅くなった。

 花火までやったからな。

 この5人のガキ共は疲れたんだろう…車の中でグッスリだ。


 前もって大沢に家に連絡を入れさせて良かった。


 帰ったら次の日だ。


 親御さん心配かけたら大変だからな。


 一応…俺、教師だから。


 大沢はこのまま菜々達家に泊まるらしい。


 もちろん菜々は俺ん家に連れて帰る。お泊まりだ。


 神崎達の許可は貰ってあるからな!!


 俺の運転する車で帰路に着く。