「もう、そろそろ帰るか?」


「はい。」


 
 日も暮れて外は暗くなってきている。


 もう、そろそろ帰さないと…一応…教師だから…一応…



「送っていくから、支度して。」



 何気に俺達の家は近い。



 近くに菜々が居るって思うと、それがちょと嬉しかった。


 10分後ー


「先生ー!準備できた!」



「じゃあ、行くか。」


 そう言って先生の家を後にした。