私の好きな人 〜キミと生きた時間〜



「えっとね…私たちが付き合って1ヶ月の日、だよっ…」


ポロっと涙がこぼれた。


「えっ…ごめん、忘れてた。」



申し訳なさそうな顔をする洸。


「ううん、大丈夫!さあいこう!」


目をゴシゴシと擦り笑っていう。



「あぁ…。」



悲しい顔をした洸。



なに、その顔…?


洸らしくないよ…。



ザワザワと騒ぐ胸を押さえながら学校に向かった。