私の好きな人 〜キミと生きた時間〜



「こーう?今日は何の日でしょうっ!」


登校中洸にきく。


覚えてるかな…?



「え?何の日だっけ…?ごめん、わかんない。」



「あ、そっか!あはは!」



ぐっと唇を噛みしめる。



悲しかった、覚えててくれてると思ってたから。


でもしょうがないんだ。



気にせず、笑顔でいよう…。



「で、何の日なんだ?」


不思議な顔をする洸。



あぁ、ダメだな。


涙が出そう…。