「椎乃が大好きって言う食べ物に、やきもち…。」
顔を真っ赤にして言う洸。
なななな、なんとっ!?
そんな、洸より食べ物が好きなんてありえないよ。
「ふふ、洸顔真っ赤ーっ!」
「わ、笑うな…」
「洸がなによりも大好きだよ。」
コソッと洸の耳に口を近づけて言った。
チラッと洸を見るとポカンとしてる。
ふふ、洸面白いな、!
なんて1人でクスクス笑ってると、
ぎゅっー
「え…」
「俺も大好きだ、ばか。」
洸はそう言って海に行ってしまった。
…。
カァァーー
顔が熱くなっていくのがわかる。
もう、不意打ちはずるいよ。
でも…
「幸せだぁ…。」
