私の好きな人 〜キミと生きた時間〜



「あのさー、この子俺のだから。そんな汚い手で触んないでくれる?」


洸っっ!!?


「あぁ!?なんだてめぇ!」



ドカドカっっー



ええっ!?



「大丈夫か!?」

「椎乃!大丈夫?」


たっくんにゆりちゃん?



「う、うん!大丈夫、だけど…。」



か、かき氷がぁああっっ!!



私の足元でぐちゃぐちゃになってるかき氷を見て涙が出てきた。



「ぷっ、椎乃、泣くなよ。もう一個買ってやるからさ!」

「うわぁあんっ…、洸ーーっ!!」


「よしよし。」


「ありがとうっ…ずびっ…」



ギュッ



助けてくれて、ありがとう。!