私の好きな人 〜キミと生きた時間〜



「「ただいまあー!」」


よし!食べよう!



「うわぁっ!!おいしー!」


パクパクと食べる。



洸はアイスコーヒーを飲んでる。



私は自分が食べてるプリンをスプーンですくって洸に向けた。



「はい、あーん!」


「ちょ、椎乃っ…」


え?どうしたの?


「いらない?」


「い、いる。」


パクッと洸が食べる。


美味しいでしょーっ!


私ももう一口食べ…


って…


こ、これ、間接キスじゃん!


あ、でももうキスしちゃったし、普通なのかな?



ま、いいや。



「うー!おいしーー!」



「洸、食べる?」

わたしはまた洸にスプーンを向ける。



ツルッー



「うぎゃ!」



べチャッーー




「…がくがく」


私、洸の制服にプリンこぼしちゃったっ!!




「椎乃ーー??」


うぎゃああっっ!!



満面の笑みで名前を呼ばれる。


こ、洸?


目、目!!


全然笑ってないからねっっ!!!?