私の好きな人 〜キミと生きた時間〜



え…やだ。


いかないで。


ぎゅっー


「ん?どーした椎乃?」


あっ、思わず洸の服引っ張っちゃった…。


「えっ、えっと…いかないで…。」


うぅ、はずかしい。



チラッと洸を見ると


顔真っ赤にして固まっていた。



えっ…??



「そんな可愛いこと言うなよ、ばか椎乃。」


え、なんでばかって言うのさー!



「じゃあ、一緒に行くか?」

え?いいのっっ!!?



わぁーいっっ!


「行くっ!」


もう体もだるくないから行けそう!