『椎乃へ』 上手く手に力が入らなくなってきた、少し汚い字でそう書かれていた。 『メリークリスマス 俺、幸せだった またいつか出会った時は、俺の彼女になってな しのの幸せを願います』 「うぅっ……!」 たった四文。 でもそこにはたくさんの思いが詰まってた。 「こ、うっ……」 ありがとうね。 私、洸の分まで幸せになるからっ。 来世でもう一回、出会おう。