先生たちはしばらく洸に色々したあと私とお母さんに向けて悲しそうに言った。



「多分、今日が最後かと…、まだ意識はありますので最後の時間、一緒に過ごしてあげてください。」




うそっ…



「うそですよねっ!?そんなわけっ…。昨日まであんなに元気だったんですよっ!?」



ボロボロと涙がでてくる。



うそだ、うそだ…!!




先生も目に涙を浮かべていた。



「ごめんな…」

そう言って先生は頭を下げて部屋を出て行った。