今日はイブ。



お昼から病院に行くことにした。



「洸ー!元気ですかあー?」


いつも通り勢いよくドアを開ける。



この癖、直さなきゃなー。


なんて思いながら洸のそばにいく。



「おー!元気でーす!」



そう言って2人であははっ、と笑う。




「もう明日クリスマスだねー。あっという間だ!」



「だなー…」



そのあと2人で笑いながら話す。





結構時間が経ってきたとき、




「なぁ椎乃。こんなか来て?」


洸はそう言って自分のベッドをトントンと叩く。


「へ?」



「寒いから。」


「うん、いいよ!」