私の好きな人 〜キミと生きた時間〜



「じゃあ最後はっ!!!」


そう言って椎乃はまた俺にアイマスクをつける。




ん?次はなんだ?




そんな事を思ってると外の風が体に当たった。




あれ、もう終わりか…?



なんか楽しすぎてあっという間だったな…。




「洸!とっていーよっ!!!!!」


「お、おう。」



さっきよりテンションの高い声でそう言う椎乃。





アイマスクをとる。




「え…」





グラウンドの真ん中にクリスマスツリーが立っていた。






「なん、で…」




驚きのあまり言葉が続かない。






「へへんっ!私もやるときはやるのさっ!」



ドヤ顔でそう言ってくる椎乃。