「ただいまっ!」
勢いよく教室のドアを開ける。
「「「椎乃(椎乃ちゃん)!!!」」」
みんな…
「聞いてた…?」
「うん、もちろん!この学年の子たちの事だよ、全員おっけい!」
クラスメイトの女の子がそう叫ぶ。
「あ、ありがとっ…みんなっ…!」
ぽろぽろと涙が出てくる。
「もう、泣かないのっ…!みんな、日向くんの事、大好きだから。」
みんなっ…
「じゃあ色々決めていかないとっ!担当とか全部手作りだよねー?」
みんなもう、やる気満々。
「えっとね、ツリーだけは出してくれるって!何回もお願いしてやっとオッケー出たんだ!」
「おぉ!すごいすごい!」
「あっ!お祭りみたいに屋台とかもだしちゃおーぜ!」
「あははっ!それもうクリスマスじゃないって!でも少しぐらいならいいんじゃない?」
