私の好きな人 〜キミと生きた時間〜




「ゆりちゃーんっ!!」


私は教室に入るなりゆりちゃんに飛びついた。



「うわっ!椎乃!どーだった?」



そう言ったゆりちゃんに私はピースを見せた。



「うわぁっ!おめでと椎乃!!」



ありがとう、ゆりちゃん。!


「ゆりちゃんのおかげだよ!」


えへへと笑う。



「あーもう、なんでこんな可愛いかな?日向洸に渡したくないわ…」



ゆりちゃんがブツブツ何か言ってるけど、聞こえなかった。