私の好きな人 〜キミと生きた時間〜




「いやぁ!楽しかったな!」


「うん!またこのメンバーで遊びに行こうっ!!」


「夏になったら海に行きたいな!」


「冬はみんなで雪だるまつくろうっ!」



これからの約束、たーっくさんした。



嬉しくてニコニコと笑うみんな。



「楽しみだね!こ…っ…」



チラッと洸を見る。


洸もニコニコ笑ってると思ったから。



でも洸の顔は…



悲しみにあふれていた。




その顔を見てある言葉が思い当たる。




『がんばって、1年…』





そう、だ。



洸が今年の冬も生きている事がないかもしれないんだ。



そう思うと突然現実に引きつけられた感じがして。



「ちょっ…椎乃!?なんで泣いてるのよっ!」



涙が出てきた。




やだ、やだよ洸。



「しな、ないでっ…」