「ふぅー…」
「落ち着いた?」
「うん…。」
あの後ずっと頭を撫でてくれた洸。
「ゆっくりでいいから、話してみて?」
洸にそう言われて私はさっき洸のお母さんに病気の事を聞いたと伝えた。
「なんでいっちゃうんだよ…。」
洸はハァ、とため息をついた。
「ごめんね、何も気づいてあげれなくて…。無責任な事ばかり言って…。」
私がそう言うと洸は困った顔をしてまたため息をついた。
「椎乃がそう言うと思ったから言えなかったんだよ。椎乃は優しいから自分のせいで…、とか思うだろ?」
うっ…
「えっと…」
「あと、俺が病気って知ったらまた椎乃毎日遅くまでここにいるだろ?前も目の下クマ出来てたし…」
ううっ…
「す、すみません…」
