「お待たせ」


そう駆け寄ってくる先輩達。


香南と拓海先輩は、私と琉先輩より降りるのが早いから、私と琉先輩は途中から二人になる。


友達の彼氏と2人とかは私は嫌だけど、香南が"琉と雛のこと信じてるから大丈夫よ!”とか言う。

まあ私も拓海先輩以外興味ないんだけどね…


私たちは世間話をしながら電車に乗った。