でも…翼は小さい時とは違う。


私より小さかった体もいつの間にか私を抜かしてて、小さい時とは違うトーンの低い声。変わってないのは…馬鹿なとこかな


「…な、雛」


「…え!」


「…何?もしかして、俺に見とれてた?」


「は!?バカじゃないの!そんなわけあるか!」

と、肩を叩いた。