検査から翌朝まで寝てしまった実加。
翌朝起きて、クリニックでの吸入を終え、朝食を食べた。
実加は一人でリビングに残った。
院長と斎藤先生は、クリニックが始まってしまうので、慌ててリビングを出てった。
実加は何もやることがなく、キッチンを見た。
キッチンには朝食で使ったお皿がそのまま。
実加はキッチンへ行き、お皿を洗いはじめた。
皿洗いはすぐに終わり、再びやることがなくなった実加は、リビングや自分の部屋、さらにはトイレなど、孤児院でやっていたように掃除を始めた。
それらが終わると再び暇になった。
実加は興味本位でクリニックへ行ってみようと思った。



