ドクター


「ん?実加?」




部屋に戻って行くと、斉藤先生が私に気付いた。






「実加、早く起きなくてもいいんだぞ。
もっとゆっくり寝てろよ。」






「そんな、私は実さんの妻だよ。
ご飯はちゃんとやらなきゃ。





でも・・・・・・、今日は・・・・・・。」






「どうした?
調子悪いか?」







「・・・・・・。」







「ちゃんと言わなきゃ分からないだろ。」







言ったら病院でしょ?
行きたくないよ。







「・・・・・・。」







「実加っ!?」






トントン







あ、院長。







「実?大きな声上げてどうした?
実加ちゃん、少し調子が良くないから、寝かせてあげなさい。」







「実加っ?
どういうことだ?」






「・・・・・・。」







院長、余計なことを、、、。






「俺は今日仕事だから、一緒に病院行くぞ!」






え?





「嫌・・・・・・。」






「嫌じゃない!!!
このままじゃ発作だって出るかもしれないだろ?」






「大丈夫・・・・・・。」






「だ~めっ!!!」







どうしてこうなるの~?
寝てれば治ることなのにぃ。






これから病院かぁ。
本当なら院長の診察だけで良かったのにぃ。