緊張した一日を過ごした。 三年生の三学期に転校するこいうことは、卒業に向けてまとまりきったクラスに部外者が無理矢理入り込むというもの。 実加には酷だった。 ただでさえ勉強に遅れているので。 皆が興味本位に実加を見ているだけで、内気な実加は縮こまって一日を過ごした。 早く帰りたいと思い続けていた。 クリニックに着くと、気持ちが楽になったのか、まだ院長の戻らないリビングで眠りについた。