『中にはいれよ』 陸が手招きをする。 あたしはいつものように、陸のにおいがするベッドにチョコンと座った。 そして、思いっきり深呼吸。 早く言わないと、決心が鈍るかな... 「おめでとう!!!」 私にできる最高の笑みもつけた。 私は、邪魔者になって陸に嫌われる事が一番嫌い。 強い女として、私は祝福する道を選んだ。 『え?』 少しポカンとしている陸に向かって、私は早口でまくしたてる。