それで、いぃんだよな..? 満月を見上げる。 俺のからだの中におさまってしまう波音が、愛しくてしょうがなかった。 とめられなかった鼓動が更に早くなる。 時間がとまればいい。 このまま、ずっと。 でも、時間はとまらなかった。 「陸、やめよっ」 ふいに波音に体を押し返された。 体がいっきに冷めていく。 なんでだよ?なぁ波音。 「ねぇ...」 波音がか細い声をだす。