「返事は決まったみたいだね?」

私は、次の日旬を呼び出した。


「あのね?私いっぱい考えた。たくさん…いつも支えてくれてそばにいてくれた…ほんとに救われた…」

私は…大きく深呼吸をした。



「私ね?ちゃんと考えたの…でも、やっぱり好きなのは裕ちゃんなの…」

「それはなんでか聞いていいか?」

旬は、小さい声で聞いた。

「なんでだろう…旬に惹かれていた。でもね?なんでだろう…やっぱり私には裕ちゃんしか考えられない…」


「そっか…分かった…俺は、お前に幸せになってもらいたい……俺、少しでもお前の力になれたか?」

「うんっ」

「なら良かった、幸せになれよ?もし、なんかあったらいつでも相談してこいっ抱え込むなっ」

「ありがとう…」


旬と別れて私は、すぐに彼に電話をかけた。