「両親を消してください。」


私がこの願いにしたのは理由がある。
私がマイナスな気持ちになったのは両親のせい。
そのお陰かな?私は苛められた。そのお陰で菜古や湯梅に会えたけどさ。どーせ、私の事なんかどうでも良いんだよ。要らないんでしょ?私なんかさ。

そんなことを知るのであれば私は両親を消す。
それから私は人生をリセットするんだ。だから

「お願い。」

[――わかった。ショックをうけても知らないわよ。]

「あとさ―――」

[二個かぁ、まあいいわ。]


すぅっ――――


浮遊感を感じたと思ったらすでに私はあの公園で横たわっていた。時間はあんまりたってないかな?
今までのことは夢かもしれない。でも私の服にはキラキラの粉が着いていた。