本当はサンタさんを信じたかった
幽霊現象とか見てみたかった
クラスの子と馬鹿みたいに騒ぎたかった

そんなこと許してくれるはずも無いのに

やっぱり私は
私は正常なんだと思う反面私もガキで居たかった
って

自分を自分で
責めて、怒って、慰めて、誉めて、そして優しくした

親がしてくれないことを自分でした
そんなの自己満足って4歳の時に知ってたけど
そうでもしないと
私が壊れていく

ガキを卒業した頃から
今、14年の歳月が経った

親は前より増して家に居る回数が減っている
といっても親が居るからどうこうするわけでも無いのだが

14年前と思考は変わっていない
非科学的な事なんか
信じられない

脳の2割は高校生らしい思考を欲しいと願っている
高校生になってまでこんな固い頭は嫌われるなんて知ってる

だから
高校の間だけ
いつもの私を捨てている