『朱莉side』
私には彼氏がいる
名前は佐伯奏多。
出会いは廊下でぶつかったのが原因。
それからカクカクシカジカで付き合うことになった。
しかし…。
付き合ってからというもの……。
急に冷たくなり…。
女の子と浮気する様になった。
最初は疑ったがあの態度からしてありえなくはないと思ってしまった。
ほら。今日もやってる。
「奏多~♡♡今日一緒に帰ろ?」
「あーいいぜ」
この会話をしているのは私ではなく他の女の子。
でも私には良き相談相手がいる。
それは…。
「あいつ…。またやってんの?」
そうこの子は唯一の親友の光井優香。
「うん。…はぁ~」
「しんどかったら言うんだよ?」
「うん…。ありがと!」
そう言ったら優しく微笑んでくれた。
「それにしてもな~んでこんなカワイイ子ほっとくんだろ?」
誰の事言っているんだろ?と思って首を傾げていると…
「はぁ~。あんたの事だよ?」
は?
「嘘言わないでいいよ。」
「あーもぅ!!」
「っ!びっくりするじゃんか」
「もぅいいわ(笑)」
…。何だったんだろう?
まぁいっか