「 話し、 聞く 」



「 あのね、 あの。、 告白。 あ、ありがとうね 」


「 返事 」


「 私には、ユウくんが居るから… だから、ごめんなさい! 」


「わかってる 」


本日2回目の屋上。



「 嬉しかったの 私は。 好きだって言ってくれて、 嬉しかった」

「 ん 」

「私も好きだった。 中学生の時」


「 … 」



正確には、分からないけど



だけど、私はきっと恋をしていたんじゃないかな、



桐田 星葩 に。




ユウくんに再会するちょっと前まで、



話す時もドキドキして、1段と輝いて見えた





「 なんで。 なんでそんなこと今更 」


「 だけど、やっぱ私には 」


「 あいつか 」


「 うん… ごめんね」




「お前が幸せだったら、俺はそれでいいし、 お前よりいい奴見つけて自慢するし 。 」



声が震えてる


セイくんの泣くところ、久しぶりに見た。