Heaven~第一章~

「行くぞ」と言う蓮沼の言葉にゆっくり瞳を開けた。

学の通夜でただ瞳を閉じ手を合わせた形だけの時とは違う。

学が居なくなっても私は学を忘れない。
ずっと、ずっと、
学だけを想って生きて行くからね。






「今日はありがとう」




蓮沼に感謝した。
こんな大切な時間を私にも与えてくれたことを。

きっと此処に来なかったら私は蓮沼が言っていたように一生後悔していた。

彼女でも、堕天使のメンバーでもない私を「学の大切な女」それだけで、此処まで連れて来てくれたことを。