一度目の、激しい悠斗に翻弄されてから、二度目は、これ以上無いくらい優しく愛されて、私は、まだ夢の中にいた。



男の人と愛し合うのは、3年半ぶりだと私が言ったら、悠斗はちょっと口を尖らせた。



「他の男、連想させること、言わないで。やきもちやくから、俺」




「あ、ごめんなさい」



私は、素直に謝った。それから、言った。



「好きだよ、悠斗」


悠斗は、顔をほころばせて、私を抱きしめた。



「俺のほうが、愛してる」



悠斗の唇が、優しく私に触れた。




「また、するの?」



「そんなこと言って、しっかり準備、出来てるよ、みなお」


私を触りながら、悠斗が言った。



意地悪な悠斗も、好きみたい、私。溺れさせて、悠斗。