「みなおったら、すっかり大人になったのねー」



「そうそう、もういいのよ、水にながそーよー」




「そうは言っても、みなおに彼氏ができたことは、さりげなーく、現太に言おっと。絶対みどりんの耳にも入るし、ざまーみろだね。あ、もちろん神宮寺さんの名前はださないよー、社内恋愛だもんね」





私はちょっと、間をおいた。





「それがさ、悠斗って、結構オープンでさ、お昼とか、社食で一緒に食べたりしてるんだよね」





「男らしー。まあ、うちの会社は社内恋愛問題ないし、部署の違うからいいのか」





「結構、付き合ったら、毎日一緒にいたいタイプみたい」



言っておいて、自分で赤くなっちゃった。



悠斗、大好き。