「俺の彼女に、なってもいいよ」




「はい、じゃあ、碧君は、私の彼氏ね」




「そうだね」



私たちは、見詰め合って、それから、ようやく、キスをした。




「クリスマスイブは、私と過ごしてね」




「ふふふ、みなおって、ずうずうしい奴だな」




「知ってるでしょ、そんなこと」



碧君は、少し笑って、それから私を抱きかかえて、ベッドに運んだ。