天使が私に落ちてくる



「だからもうね、この場所にあなたを送りこんだE組グッジョブです! 感謝してます」

「心ゆくまで着飾らせられる! 」


のっぽとちびっ子の息はぴったりで、どんどん髪が盛られメイクに入ろうという勢いだ。


「えっ……がっかりしてたじゃない貧乳だって」

「まあそこは……ある程度想像してましたから」

「仕方ないよね。やせてるくせに胸ばかり大きいなんて不自然だし。大丈夫です。上げて寄せるから」


そう言って下着まで口を挟み、目いっぱい寄せて上げられた。


鏡の前に立つのは、秋葉原にいてもおかしくない、むしろそこでしか生息できない、メイドさんだった。


「やっぱ白襟に禁欲的な黒服いいですな」

「でも胸元の生地を減らして~色気をプラスしたの、イイよ」


「………おかしくない? 」

「「グッジョブ!! 」」


そしてまたしても撮影会に突入してしまった。