天使が私に落ちてくる



「親友? 下僕くらいにならしてやってもいい」

「照れなくていいから」

「照れてないから。当日は稼いでもらいまっせー」


取りあえずまた衣装を脱いで彼女らに預けると、顔を突き合わせて相談をはじめた。


「すこし胸がさみしいからさー」

「ああ、やっぱ思った? 」


悪かったな!貧乳で!

まだなにやら打ち合わせのある七海を置いて、更衣室がわりの教室を出ると、偶然にも天使に遭遇した。


「借り物競争の準備? 」

「そう。衣装合わせ」


中学は合併しているので、人数が増えて天使と同じクラスになったことはなかったし、偶然一緒になった高校にしても同じクラスにはなっていない。


「僕も出るから、お互い頑張ろうね」


にこっと笑った顔を久々に拝んでそのあまりの可愛いらしさにくらくらする。