「お疲れ。二人は先帰した。ダメだった?」

「えっ!全然!用あったの下川だけだし…!」

(それにあの人たち、いない方が言いやすいから良かったよ…)

ドキドキドキドキ

少しホッとはしたが、鳴り止まない心臓を優しくなでおろす。