「きれい‥」
「でも何で‥?」
元は青い色をしていた宝石が、光を帯びながら赤く輝きだした。
「‥アレキサンドライト‥。」
「へっ‥?」
十和が言った。アレキサンドライトとは、特殊な現象が起きると、本来の輝きとは別の輝きを帯びることがある、と。
「このアレキサンドライトは、本来青い色をしているが、この時流れの箱に入れることで、色が変わったんだね。」
「なるほど‥」
「私、聞いたことがあるの。我が東海寺家には、二つの家宝があるって。もしかしたら、私の祖先の方がこれをみて二つだと勘違いしたのかもしれないね。」
こんな宝物が我が家にあるだなんて‥。知らなかった。そして、なぜ、紅愛ちゃんは知っていたのだろう。
「でも、桜とかの違和感は何一つとして消えていないわ。きっとまだ何かがあるのよ。」
「そう考えるのが一番自然だよね。‥それにしても、よく考えたね、紅愛ちゃん。だって、亡くなったの六歳の時でしょ?」
「紅愛は生まれつき頭が良かったから‥。」
‥ん?何で私、こんな事知っているんだろう。‥そっか、ずっと忘れていたんだ。
あの頃の記憶が湧き出てくる。凍っていた幼い記憶が徐々に溶け出す‥。
「紅愛‥」
「思い出したみたいだね、」
「ええ‥紅愛との思い出、全て思い出したわ。‥こんな大切なことを忘れていたなんて‥」
でも、まだ奇跡は終わっていなかった。
『紅音ちゃん!!』
どこからか、紅愛の声がした。
「でも何で‥?」
元は青い色をしていた宝石が、光を帯びながら赤く輝きだした。
「‥アレキサンドライト‥。」
「へっ‥?」
十和が言った。アレキサンドライトとは、特殊な現象が起きると、本来の輝きとは別の輝きを帯びることがある、と。
「このアレキサンドライトは、本来青い色をしているが、この時流れの箱に入れることで、色が変わったんだね。」
「なるほど‥」
「私、聞いたことがあるの。我が東海寺家には、二つの家宝があるって。もしかしたら、私の祖先の方がこれをみて二つだと勘違いしたのかもしれないね。」
こんな宝物が我が家にあるだなんて‥。知らなかった。そして、なぜ、紅愛ちゃんは知っていたのだろう。
「でも、桜とかの違和感は何一つとして消えていないわ。きっとまだ何かがあるのよ。」
「そう考えるのが一番自然だよね。‥それにしても、よく考えたね、紅愛ちゃん。だって、亡くなったの六歳の時でしょ?」
「紅愛は生まれつき頭が良かったから‥。」
‥ん?何で私、こんな事知っているんだろう。‥そっか、ずっと忘れていたんだ。
あの頃の記憶が湧き出てくる。凍っていた幼い記憶が徐々に溶け出す‥。
「紅愛‥」
「思い出したみたいだね、」
「ええ‥紅愛との思い出、全て思い出したわ。‥こんな大切なことを忘れていたなんて‥」
でも、まだ奇跡は終わっていなかった。
『紅音ちゃん!!』
どこからか、紅愛の声がした。

