刻は流れて卒業。

受験も終わり、俺は美修亜と散歩した。

「早かったね、中学校。」

「そうだな。でもいろいろあった。」

「うん!」

龍は丘の上まで走った。

「美修亜!!」

「えっ?もうそんな遠くにいたのッ?」

「全速力で来い!卒業祝いするから!」

美修亜は納得していなかったが言われた通りに龍のところまで走った。

「つ、疲れた...意外に遠い...」

龍は美修亜を抱きしめた。

「お疲れ。美修亜、美修亜に欲しいもんあげる。俺と付き合って。好きだよ、みーちゃん」

美修亜の目は輝いた。

「久しぶりにニックネームで呼んだ笑」

「りーくん//よろしく!」

「照れてる~!」

「照れてないよっ//」

「嘘つけ~!」

「もうッ//」