もちろん決まってるよ、こたえなんか。

海斗と声が揃った。

『もちろん』

「そうか!!よかった、じゃ、今日は特別に外食だな。」

「やった~!」

「お父さん金あるの?」

俺は、冗談っぽく訊いてみた。

「あるわ、ぼけ!!」

笑いながら答えてくれた。

海斗はツボったらしくずっと笑っていた。

なんだか楽しかった。

親子というより三人兄弟みたいで。