「今までたくさんの人に告白されてきた。俺、全部断った。なんでだと思う?」

「愛を知らない...から?」

「それもある。..俺、これだけはわかるんだ。きっと愛を知ったら、美修亜のこと好きになるって。」

龍は美修亜の膝に頭をおいた。

「ずっと俺を支えてくれて、好きでいてくれて。俺、美修亜のそばにいたいって思う。美修亜だけだから、俺のことこんなに考えてくれてるの。」

「ありがと!私、いつまでも待ってるから!浮気しないよ!」

「うん。これからもよろしくな!」

龍はにかっと笑った。私も笑い返した。

「よかった。気持ち伝えれて。よーしっ、ちょっと遊ぶか!」

龍と私は日がくれるまで水の掛け合いをして楽しんだ。