「あっ、これなんとか遅刻しないかもっ」




あの信号がずっとあの色でいてくれたら……!









……しかし、現実は甘くない。









パッ









「ぎゃぁぁぁあ信号の鬼ぃぃぃ!!!」








見事に赤になってしまいました。








そしてそのまま呆然としていると、悪夢のように鳴り響くチャイムの音が聞こえた。







あぁ………グッバイ、私の初日…………