「龍ケ崎…今何時?」

「7時…」

「まだつかないのかなぁ……電気」

「…どうだろう…」





そう思った時。







パッ








「あ……………」









いつものような明るさが戻ってきた。










その途端。






「…きゃあっ!?ごめん!!」

「俺こそ、ごめん…っ」





お互い抱き合っていた事に気付く。




多分顔は真っ赤だ。









「…や、やっと暗黒がはらえたようだな!アイザリー」

「だ、だからアイザリーじゃないってばーー!」







そう叫んだ瞬間エレベーターのドアが開いたので私はズカズカと出ていった。