秘密の愛

いっぱい優しくしてくれた。



夜遅くまで働いて、必死にあたし達を育ててくれた。


でも、お姉ちゃんが中学生なってから反抗期が激しくなった。


男友達が増え、夜遊びの毎日。



勉強をしかなったせいで成績は最悪。


何とか高校は合格したが、卒業後3年間付き合っていた彼氏と結婚した。



もちろん、親の反対を押し切ってしたから結婚してからお姉ちゃんは1度も家に帰ってこなかった。



あたしはたまにお姉ちゃんと遊びに出かけるけど。



それに対してお母さんはお姉ちゃんちゃんを反面教師のような扱いで



あたしをとても厳しくしつけた。



いい大学に行くんだって、まるで洗脳されてるみたいな毎日だった。


『何で100点取れないの!?明日から遊ぶ時間を勉強に変えなさい!なつみちゃんの家に行くのも禁止!』


『……。はい。』



嫌だなんて薄情な言葉死んでも言えなかった。女で1人で育ててくれてるから、頑張って働いてくれてるから、それに応えたいと思ってた。



だんだんと優しかったお母さんの姿は消えていった。


なつみにレベルの高い高校を目指すと言ったら『奈々と同じとこ受ける』と言ってくれた。

2人で必死に勉強して、


今の、名門の進学校に合格できた。



それにも関わらず、お母さんは満足してくれなかった。


夜に出かけていくお母さん、


もうお母さんが何の仕事をしてるかも知らない。



寂しいとも思わなくなった。それが当たり前になってきたから。