さっきのわたしの声は小さくて
莉緒にが届いていなかった。



『ほんと嬉しすぎ


『もうあとにして!・・・明日ゆっくり聞くからごめん。』



わたしはそれだけ言って電話を切った。
ごめん莉緒。



今のわたしにはそれを笑顔で聞いてあげれるほどの
元気はないよ。



家に帰ってベッドに倒れこむ。

考えれば考えるほど涙が出てくる。


わたしはそのまま眠りに落ちた。