ピピピと時計が鳴る。

あ…朝か。




少し重い気持ちのまま学校に行く。






私は門前でじっと槇原くんを待つ。



「あ…」



驚くのも無理もない。






昨日私も思わず槇原くんに手を伸ばし、抱きしめられ、抱きついた。