「また…キス、されました。」
「はいぃっ!?」
結衣先輩の声に周りの社員の目が私たちに向く。
…このパターン、前にもあった気がする。
「先輩、他の人もいますからっ」
なんとか先輩を落ちつかせる。
「それにしても片平様、やるわねぇ。」
結衣先輩は上機嫌そうな表情をする。
「はい?」
結衣先輩の言ってる意味が分からない。
「…とりあえず、咲ちゃんはそのド天然な頭をどうにかしなさい。」
そういって先輩は席を立った。
「ちょっと先輩…!
どういうことですかっ…!」
あたしは慌てて追いかけるけど先輩はニヤニヤするだけで何も答えてくれなかった。

