再び戸惑ってしまうけど人の流れはとまらない。
「あっ・・・すみませんっ」
後ろに何かが当たったのを感じて思わずあやまる。
すると…
「おっ、君、一人?
かわいいね、俺たちと飯でもどう?」
後ろにはいかにもチャラそうな二人組の男がたっていた。
「あっ…えっと、友人ときてるので…」
あたしがそう言い返せば二人は小さく笑って
「友達なんてどこにもいないじゃんっ。
いいから俺たちと遊ぼうよ」
そういって二人組のうちの一人があたしの腕を無理矢理つかむ。
「やめてくださいっ・・・!」
そう叫んでも二人組は聞く耳をもたない。

