「な…名前でって…! そんなの無理ですっ!」 慌てて否定しても片平様は聞く耳をもってくれず、 「いつまでも”片平様、片平様”ってよそよそしすぎですよ。」 よそよそしいも何もあたしは今日で片平様との関係を絶つ気ではなしてるんだけど… 「あの…」 やっぱり無理です、と言おうとすれば先読みしたのかそれはあっさり遮られて 「それでも嫌って言うんだったら今から先輩のこと、さらっちゃいますよ?」 さ…攫うってっ…