「公共の場では未成年とか気にするんだ」
「いや…なんて言うか、俺飲み会とかで同年代と騒ぎ倒すより、バイトで先輩とかから刺激受けたりゆきちゃんに会える方が楽しいかなって思うんだよね」
こいつは!
さらっとそんな恥ずかしいことを…!
私は動揺を隠して
小さく一つ咳払いをした。
「あ、動揺してる。」
どうやら隠しきれていなかったらしく、
廉は楽しそうに私を指さして笑った。
「うるさいなぁ!社会人になってまともな恋愛一つしなかったんだからそんな言葉すら恥ずかしいの!悪い?」
「ううん、可愛い。」
私が開き直って八つ当たりすると
廉は笑ってそう言うから
さらに恥ずかしくなる。
「もう…やめてよ」
「今時こんなんで照れてくれる女の子いないよ?」
「だから女の子じゃない!」
私はせめてもの照れ隠しに
廉の肩をグーで軽く殴った。


